会長に就任して1ヶ月が経過しました。今回は会長の1ヶ月をご紹介します。
各会の会長は、日本弁護士連合会(通称:日弁連といいます)の理事に選任されます。
また、山梨県弁護士会の会長は、関東弁護士会連合会(通称:関弁連といいます)の理事にも選任されます。
従いまして、山梨県弁護士会の会長は、山梨県弁護士会の会務を担当するとともに、関弁連の理事会と日弁連の理事会に出席し、その運営方針等を決定します。
4月は、新執行部が就任したばかりですので、行事が盛りだくさんです。
4月4日 |
会長・副会長が就任のあいさつ回り |
5日 |
関弁連理事会 |
6日 |
委員会(司法改革センター) |
7日 |
弁護士会への受け入れ文書の確認・検討 |
9日 |
常議員会 *弁護士会の運営等の審議・決定機関です。 |
12日 |
委員会(法律扶助運営委員会) |
13日 |
弁護士会への受け入れ文書の確認・検討 |
14日 |
委員会(法律相談委員会、総務委員会) |
15日 |
日弁連理事会 |
16日 |
日弁連理事会 |
19日 |
弁護士会への受け入れ文書の確認・検討 |
21日 |
委員会(日本司法支援センター委員会、広報委員会) |
25日 |
委員会(修習委員会) |
26日 |
関弁連理事会 |
27日 |
弁護士会への受け入れ文書の確認・検討 |
28日 |
委員会(図書コンピューター委員会、刑事弁護センター) |
これらの行事をこなすほか、5月の行事の計画・準備、活動方針に基づいた会務の計画・実行などを日々行っています。
4月5日に関弁連理事として就任のあいさつ回りをしたときは、最高裁長官、最高検検事総長など各団体の長に対応していただき、感激すると同時に自らの立場の重さを実感しました。
4月9日の市民法律講座・無料法律相談会は、本年度第1回目です。
遺言の日(4月15日)を記念して、また、高齢者・障害者支援センターを平成17年3月に設立したことを記念して、遺言、相続に関連した市民法律講座と無料法律相談会を開催しました。
市民法律講座の講師は、花輪仁志弁護士が担当しました。相続、遺言、遺留分などを具体的な事例を交えて説明がなされました。
やさしく、穏やかな語り口調で、参加者からは分かりやすく、勉強になったとの感想が聞かれました。
また、多くの質問がなされ、講師と参加者、参加者間においても一体感があった講座でした。
市民法律講座と無料法律相談を同日に連続して開催するという初の試みで、両方とも参加した方も多く、法律知識が得られ、また具体的な問題の解決もはかれたと好評でした。
当日は晴天で、春爛漫、桜も満開で、信玄公祭りが行われるところであり、絶好の行楽日和であったにもかかわらず、市民法律講座に26名、法律相談会に17件の参加がありました。
4月27日の山梨県弁護士会役員披露宴は、甲府地方裁判所所長、甲府地方検察庁検事正ほか県内の関連各団体の代表や関係者をご招待し、山梨県弁護士会の会長・副会長・監事の役員を披露するものです。
ここでは会長が本年度の活動方針などをあいさつをします。弁護士会の活動を理解していただく大切な機会と言えます。
毎日、会務に追われ、過ぎてみればアッという間の1ヶ月でした。
毎日が分刻みのスケジュールで、睡眠時間を削ってなんとかこなしているという感じです。
5月の山梨県弁護士会の市民向け予定
5月14日に第2回市民法律講座・無料法律相談会を弁護士会館において開催します。
午後1時30分から永嶋実弁護士による「少年犯罪の現状と少年法」の講座があります。
午後3時からは弁護士10名による無料法律相談を実施します。
ぜひ、ご参加ください。
2005年5月13日
山梨県弁護士会
会長 田中 正志